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立春

立春(りっしゅん)、2/4 頃。二十四節気の最初、冬至から春分の中間点。太陽黄径315度。

実際には、まだまだ寒い時期ですが、暦の上では春の始まり。
梅の花が咲きはじめなんとなく春の兆しが感じられる頃。
府中市の郷土の森ではこの時期から「梅まつり」が行われますね、ひと月強くらいの間に早咲き~遅咲きまで楽しめます。都立府中の森公園の梅園でも白梅が咲き始め、こちらも穴場です。

ちなみに節分は、元々各季節の始まりの日の前日。なので立春・立夏・立秋・立冬の前日ですが、一年の始まりという年頭行事から立春の前日を指していう場合が多いとの事。

季節に変わり目には邪気が入りやすいと信じられたため、邪気を払う習俗が各地で行われます。戸口に焼いたイワシの頭とヒイラギを飾るなど様々な邪気払いがあって面白いです。府中ではやっぱり大国魂神社の神事「節分祭」ですね。

現在の一般的な節分祭の形は、中国伝来の追儺の習俗が陰陽道から宮中の桃信仰を経て民間の豆まき習俗と合体して今の形になってるようです。

◎七十二候

二十四節気を3分割。
自然現象や生物の行動を表すものが多くみられるので、現在の状況とは変わるところもあるかと思いますが、周りをよく観察することで候を再発見できるかも!

【初候】東風解凍(こちこおりをとく)

「東風が厚い氷を解かし始める」
「こち」は春の季語。緩やかな小川などを眺めていると感じられるかも

【次候】黄鶯睍睆(うぐいすなく)

「鶯が山里で鳴き始める」
山里のウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くのはこの頃から。街中ではもう少し先でしょうか。でも最初の鳴き声ってうまくなけてませんよね。

【末候】魚上氷(うおこおりをいずる)

「割れた氷の間から魚が飛び出る」
割れた氷の間から魚が飛び出る光景はなかなか身近なところでは見られなさそう。

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