大暑
大暑(たいしょ)、7/23 頃。二十四節気の第十二。
土用の丑の日もこの頃。うなぎの他にも「う」のつく食べ物で夏バテ防止です。
梅干し・うどん・瓜(すいか、きゅうりなども)などを食べて夏本番を乗り切りましょう。暑中見舞いもこの頃です。
大国魂神社のすもも祭がこの少し前くらいにありますね。奥州平定のお礼詣りのためこの祭が起こったそうですが、なぜにすももだったのでしょうね。
五穀豊穣・悪疫防除・厄除の「からす団扇」「からす扇子」が人気です。そして「からすみくじ」も登場、大変可愛いくて頒布も早々に終了します。このおみくじは厄除け信仰もあって「避けるべきこと」が書いてありますよ。
大国魂神社で八朔相撲祭がはじまります。
大暑が過ぎると府中近辺は「お盆」がはじまります。普通は8月半ばが多いですが、明治期に養蚕が盛んだった府中や小金井などでは旧暦・新暦の7月半ばは繁忙期なので、それをずらしてお盆を迎えるようになった風習が残っているようです。
【初候】桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
「桐の花が(来年の)蕾をつける」
桐の実と言われてもピンときませんでしたが、どうやら桐の高級な花材のようです。
確かに造形がきれい。
【次候】土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
「土が湿って蒸暑くなる」
蒸し暑い季節です。早くカラリとした夏に!
【末候】大雨時行(たいうときどきにふる)
「時として大雨が降る」
大雨の多摩川要注意です!いざという時のために水害ハザードマップは確認しておきましょう。