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【新企画】リモートでおもてなし(第二回)

おもてなし府中実行委員会では、コロナ影響下でも出来る「おもてなし」はないか?と考え、日本で活躍する外国人の夢を応援することを通じて府中の皆さんと海外との交流を進めたいと考えています。第二回は台湾のワン イイン(王 怡瑩 / Wang Yiying)さん。日本企業で活躍する社会人です。

Y(やまね):自己紹介をお願いします

W(ワンさん):ワン・イインといいます。台湾の台北出身です。2012年に大学院進学のために来日しました。大学時代は国立の国際会館で寮生活をしていたのですが、その後はお台場や江東区で一人暮らしをし、現在は仕事の関係で大阪に住んでいます。関西は東京都内に比べるとゆったりしていて落ち着くイメージですね。

Y:日本に来たきっかけは何だったのですか?

W:もともと食べる事が好きだったのですが、台湾で日本のB級グルメのテレビ番組を見て興味を持ちました。地域ごとの違いや、賑わいを創出し、経済効果をもたらすことなどに惹かれたことがきっかけです。台湾にも駅弁のようなものはあり、日本の食を勉強して地域振興につながるような仕事がしたいと考えて留学を決めました。

Y:府中・日本についての印象を聞かせてください

W:留学生に対して優しかったです。受け入れてくれて、日本文化に体験させてくれたことに感謝しています。 地域の活動とコミュニティにも参加させていただき、また、台湾の文化を広げる場もいただいた(台湾茶を皆さんに広げたなど)ので嬉しかったです。

旅行しながらおいしいものを食べるのが好きなので45都道府県を訪れました。日本は四季の変化があり季節によって楽しみ方も豊富ですね。ダイビング、スノボ、、、富士山にも登りました。お祭りも花火も温泉も大好きで、自分の国と違う体験がいっぱいできました。とくに地方都市は大都市のように混雑していませんから、のんびり旅を楽しむことが出来ました。

 Y:故郷の台湾について日本の皆さんに知ってもらいたいことはありますか?

W:まずは、夜市とグルメですね。台湾は夜が暑いので自宅で料理をすることは少なく、夜になってから外で食事や買い物を楽しみます。お茶やフルーツが多彩で食文化が豊かです。山と海などの大自然もあり見どころがたくさんあるのですが、何より日本への好印象を持った人が多いです。台湾人は優しい国民性で日本人の感覚に近く、サービス精神、おもてなしの精神をもっていると思います。

Y:大学を卒業された後はどんな活動をされているのですか?

W:日本の食品会社に就職し、日本人と同じようにスーパーなどへの営業や、新規事業の立ち上げのプロヂュースをしていました。その後コンサルタント会社を経て、現在は外食関連会社の海外支援を担当しています。ほかには、台湾のこども向け新聞で日本の事を紹介する活動をしています。

Y:最後に、将来の夢を聞かせてください

W:自分のバックグラウンドを活用し、自分が感じた日本の良さ、自分が好きな日本のものを海外にも広げたいです。安くておいしい日本の食をもっとたくさんの外国で伝えることが出来たら良いと思っています。

インタビューを終えて

(山根)

王さんは幅広い年齢のお友達が各地にいらっしゃる方です。海外も25か国回っているとお聞きしています。B級グルメ研究のお話しからはじまり人生の楽しみ方まで教わったインタビューとなりました。王さんと府中縄文の湯でまったりしたいです!!

(平岡)

自分の好きなことを活かしてアクティブに活動の幅を広げる様子が素晴らしかったです。台湾、日本を超えて世界で活躍されることをお祈りしています!

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