白露
白露(はくろ)、9/8 頃。二十四節気の第十五。
朝、空気が冷やされて白い露がつく頃、暑さもやわらいできますね。処暑末候から続く台風に気が気でない農家さん。白露から秋分にかけた間、府中市の各神社では祭礼が行われます。
重陽の節句もこの時期。重陽は縁起の良い一番大きな奇数(陽数)が重なる9月9日を指しています。また「菊の節句」とも呼ばれ、菊まつりとして親しまれています。
【初候】草露白(くさのつゆしろし)
「草に降りた露が白く光る」
早朝の風情、早起きして写真を撮ると映えます。
【次候】鶺鴒鳴(せきれいなく)
「鶺鴒(せきれい)が鳴き始める」
鶺鴒は日本神話の国産みの伝承で記述されています。古来の鶺鴒はセグロセキレイのようです。
【末候】玄鳥去(つばめさる)
「燕が南へ帰って行く」
燕は古くから害虫を食べてくれる益鳥として大切にされていますが、今では数が減少しているとのこと。